Sarasvathy, Saras D. (2008).
Effectuation: Elements of entrepreneurial expertise. Cheltenham, UK; Northampton, MA: Edward Elgar.
サラス・サラスバシー『エフェクチュエーション: 市場創造の実効理論』(加護野忠男監訳 高瀬進・吉田満梨訳) 碩学舎, 中央経済社(発売), 2015.
※このテキストは、サラサラ読めるような類のものではありません。
※《課題》について、皆でディスカッションして、内容の理解を深めましょう。
※"effectuation"の訳語として「紡ぎ出し」を提案いたします。
まえがき/序文/イントロダクション
PART I 経験的探訪 起業家的熟達
第1章 研究対象は何なのか、そしてなぜそれが研究対象となるのか (pp.2-23)
《要約》 by 高柳克将・山田洋平
《課題》起業家のインタビュー記事を探して、パーソナリティに関する記述を見つけよう。(p.14)
第2章 何を、どのようにして発見したのか (pp.24-55)
《要約》 by 遠藤央基・田上雄大
《課題》学園祭に出店する際の市場調査を表2.3で分類してみよう。(p.38)
第3章 私の発見についての解釈 (pp.56-79)
《要約》 by 揚原妃織・石後岡幸大
《課題》対照群として●●学部の大学●年生を用いて、分析してみよう。(pp.56-63)
PART II 理論的探訪 エフェクチュエーション
第4章 エフェクチュエーションを理解する: 問題空間と問題解決の原則 (pp.82-125)
《要約》 by 加藤優里・松本航太
《課題》スターバックスのシュルツ(Schultz)は合理的か非合理的か考えてみよう。(pp.84-94)
第5章 エフェクチュエーションを理解する: エフェクチュアル・プロセスの動学 (pp.126-162)
《要約》 by 加藤優里・松本航太
《課題》新市場の創造を伴わないベンチャーを探してみよう。(pp.126-129)
第6章 エフェクチュエーションを成果に結びつける (pp.163-192)
《要約》 by 呉恵倫・市原慶星
《課題》コーゼーションの論理に変えられずに追い出されてしまった創業者の例を探してみよう。(p.177)
PART III 通過地点
第7章 「人工物の科学」としてのアントレプレナーシップ (pp.194-225)
《要約》 by 澤田興之介・高松祥大
《課題》起業家が市場を作ろうとした事例を探してみよう。(p.221)
第8章 競争優位と起業家的機会 (pp.226-240)
《要約》 by 中野虎之介
《課題》ベンチャーの出口戦略について調べてみよう。(p.229)
第9章 エフェクチュエーションに基づく経済学の哲学と方法論 (pp.241-270)
《要約》 by 高松祥大
《課題》ポストイットの開発について調べてみよう。(pp.249-250)
第10章 人々の希望の中に存在する市場 (pp.271-303)
《要約》 by 大谷怜央・関口陸
《課題》ソーシャル・ベンチャーを探してみよう。
PART IV 進むべき方向
第11章 エフェクチュエーションを教える (pp.306-318)
《要約》 by 別所優斗
《課題》ライフ・サイクルを導入期・成長期・成熟期に分けたとき、コーゼーションの論理が使われる時期はいつか考えてみよう。(p.308)
第12章 進行中の研究 (pp.319-383)
《要約》 by 市原慶星・加藤泰介・吉中悠乃
《課題》エンジェル投資家として知られる人の経歴を調べてみよう。(p.362)
第13章 新たな研究のベンチャー (pp.384-402)
《要約》 by 日野潤
《課題》スペースシップ・ワンについて調べてみよう。(pp.384-385)
付録1 起業家向けプロトコル分析 実験資料/付録2 E5のプロトコル/参考文献/索引
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