高橋伸夫ゼミナール 《2014年度夏学期テキスト: 課題・要約・参考文献》  BizSciNet

March, James G., & Simon, Herbert A. (1958; 1993) Organizations. New York, NY: John Wiley & Sons; Cambridge, Mass.: Blackwell. ★★★解説
(初版の訳) J.G.マーチ=H.A.サイモン『オーガニゼーションズ』(土屋守章訳) ダイヤモンド社, 1977. 2013年度夏学期ゼミ

(第2版の訳) J.G.マーチ=H.A.サイモン『オーガニゼーションズ 第2版』(高橋伸夫訳)ダイヤモンド社, 2014.


※このテキストはサラサラ読む類のものではなく、何度読んでも意味が分からないくらい難解です。
※内容の理解を深めるために、《課題》について、皆でディスカッションしましょう。

第1章 組織的行動要約
《課題》組織の中での自分の行動を一つ挙げて、それが3つの仮定のうち、どれを仮定したら説明しやすいのかを議論しよう。

第2章 「古典的」組織論要約
《課題》何かが上達していくことを「プログラム」で説明してみよう。
《課題》身近な例で、目的別部門化と過程別部門化を比較してみよう。

第3章 動機的制約: 組織内決定要約
《課題》権限委譲により組織内で問題が発生した事例を挙げて、セルズニック・モデルで説明してみよう。
《課題》仕事やアルバイトを辞める理由を考えてみよう。
《課題》生産への動機づけと組織内競争の関係を考えてみよう。
《課題》規範の類似性の低い複数の組織に同時に所属した例を挙げてみよう。

第4章 動機的制約: 参加の決定要約
《課題》参加継続の意思決定に、個人の満足は決定的に重要なのか、例を挙げて考えてみよう。
《課題》オポテュニズムが組織からの離脱に代わる選択肢だという例を挙げてみよう。

第5章 組織における葛藤・対立要約
《課題》個人コンフリクトと組織内(個人)コンフリクトを比較してみよう。
《課題》コンフリクトに対する組織の反応について身近な例を挙げて説明してみよう。

第6章 合理性の認知限界要約
《課題》何回か繰り返すことでルーチン化した行動の例を挙げてみよう。   
《課題》下位目的に一体化することで、意思決定が楽になる身近な例を挙げてみよう。
《課題》コミュニケーションが失敗した例を挙げて、原因を分析してみよう。

第7章 組織における計画と革新要約
《課題》革新に失敗した例を挙げて、原因を分析してみよう。
《課題》目的-手段連鎖の3階層モデルと組織の3階層モデルを重ねて、一元組織と合成組織を表現してみよう。
《課題》計画を立て、それにしたがって行動することの長所・短所を挙げてみよう。

第二版への序文要約
《課題》合理性に限界がなかったら、意思決定の仕方が変っていたはずだと思われる例を挙げてみよう。
《課題》ルールベースの行為の例を挙げ、分析ベースの行為とはどこが違うのかを説明してみよう。



【引用されている中でも重要な参考文献】

第二版への序文

Simon, H.A. (1990). A mechanism for social selection and successful altruism. Science, Vol. 250, Issue 4988, pp.1665-1668.




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