米国北東部のいわゆるミッション系の男子大学の卒業生約2000人から700人を無作為抽出して、郵送法で297人から回収(回収率42%)した調査データを基にして、一体化(identification)の分析を行った論文。「誰かが○○(組織の名称)を批判した時は、個人的に侮辱されたように感じる」など6項目から構成されている組織一体化の尺度(Appendix I)は、Mael尺度と呼ばれ、一体化の測定尺度として幅広く用いられている。
【解説】梶原梨津子, 劉釈丹 (2015)「Mael尺度を考える―経営学輪講 Mael and Ashforth (1992)」『赤門マネジメント・レビュー』14(9), 519-526. ダウンロード